超音波エネルギーで子宮筋腫を焼却する「集束超音波治療(fus)」

多くの女性に見られる子宮筋腫は、これまで手術やホルモン療法によって治療することが一般的でした。手術では子宮を全摘出する「全摘手術」と筋腫のみを摘出する「核出手術」という方法があり、核出手術では子宮を残し妊娠できる可能性を残すこともできます。

また、ホルモン療法では女性ホルモンの分泌を抑制することで子宮筋腫の症状を改善していくという治療法になります。

これらの治療法が一般的だった子宮筋腫ですが、最近ではまた新たな治療法によって症状を改善していくことができるようになったのです。

その一つが「集束超音波治療(fus)」です。ここではfusという名称で治療の内容について紹介していくことにしましょう。

fusはMRIによって子宮筋腫の病巣を撮影し、患部に向けて超音波のエネルギーを集中させることで子宮にできた腫瘍を焼却してしまうという治療法になります。

手術のように開腹するわけではないので、治療を受ける時間も304時間と非常に短く、治療も日帰りで済むことが特徴的です。

さらに超音波によって焼却する治療法になりますので、治療後には傷跡も残らないこともメリットとして挙げられるでしょう。こうした特徴からfusは最近注目されている子宮筋腫の治療法となっています。

また、麻酔をかけることなく治療を受けることができますし、副作用が少ない点も安心して治療を受けることができるポイントとなっています。

ただし副作用が少ないといっても副作用が起きる恐れは少なからずありますので、ここでfusを受けることによる副作用について紹介しておくことにしましょう。

fusによる副作用としては、場合によって腹痛や吐き気を伴うことがあります。ですが、fusの治療を受ける前に鎮痛剤を投与することとなっていますので、鎮痛剤によって腹痛や吐き気を抑制することができるようになっています。

また、fusは超音波のエネルギーによって子宮筋腫を焼却していくため、超音波をあてている皮膚に赤みが出たりやけどの症状が現れる場合も副作用として挙げられます。

しかし、この副作用が起きる割合としては全体の0.403%となっています。もし何らかのトラブルが起きた場合はすぐに医師に相談しましょう。

そして座骨神経の痛みやしびれなどもfusの治療を受けることで現れる副作用となっています。一過性のものですので心配ありませんが、この場合も痛みやしびれがひどい場合はすぐに医師に相談するようにしましょう。

このようにfusの治療を受けるにあたって様々な副作用が現れることがありますが、副作用への対策もしっかりとられていますので、安心して治療を受けることができます。

今現在子宮筋腫の症状で悩んでいる皆さんは、子宮筋腫の新たな治療法であるfusを受けてみてはいかがでしょうか?


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