自覚症状を感じることが難しい病気、子宮筋腫を早期発見するためには
子宮筋腫は自覚症状がない場合がほとんどと言われています。それだけに症状が進行していき、筋腫が大きくなってしまったというケースも少なくありません。
では、子宮筋腫の症状を自覚するためにはどのような点に注目しておけば良いのでしょうか?ここでは自覚症状を感じることが難しい子宮筋腫において、どのような症状を見ておけば筋腫を早期発見できるのか、詳しく見ていくことにしましょう。
まず子宮筋腫の症状として特に多く見られているのが、月経時の経血量の増加、月経過多といった症状になります。子宮内に筋腫ができていることによって、子宮が引き伸ばされたりすることで経血量が多くなってしまうことが考えられています。
さらに月経の期間が長くなったり、貧血の症状が出る場合も子宮筋腫である場合が考えられます。経血量の増加や月経過多の症状は自覚症状としてわかるものなので、少しでもおかしいなと感じることがあったら、すぐに医師に相談してみましょう。
次に子宮筋腫を自覚することができる症状としては、下腹部のしこりが挙げられます。筋腫の大きさが握りこぶし以上の大きさになってしまっている場合、皆さん自身が触ってみてもしこりがあるのを感じることがあります。
下腹部を触ってしこりがあるようならば、子宮の中で筋腫が大きくなっていることが考えられますので、早めに婦人科を受診するようにしましょう。
また、さらに筋腫が大きくなってくると、頻尿の症状が現れたり、排尿トラブルがあったり、便秘になったりすることも見られています。
子宮筋腫が大きくなると、子宮の前にある膀胱は筋腫によって圧迫されてしまうので、頻尿や尿が出にくくなる症状が現れてしまうのです。
同じように筋腫によって腸を圧迫されることで便秘になることもありますから、頻尿や便秘の症状が頻繁に見られるようであれば、婦人科の方で検査を受けてみることをおすすめします。
子宮筋腫の症状としてはこのような自覚症状が見られますが、人によってその症状は異なる場合も多くありますので、全くの無症状であるにもかかわらず子宮筋腫ができていた、という場合も大いに考えられます。
妊娠の検査を受けた際に偶然子宮筋腫が見つかったという場合もありますから、自覚症状がない場合でも子宮筋腫ができていることもあるのです。
ただ子宮筋腫自体は良性の腫瘍ですから、子宮筋腫によって命を落とす危険性などはありません。問題は子宮筋腫によって起きる月経時の経血量の増加や月経過多、頻尿や便秘といった別症状が現れてしまうことになります。
特に月経時の経血量の増加や月経過多による貧血の症状が見られる場合は、子宮筋腫が原因となって皆さんの体に大きな負担がかかってしまっていることになります。
以上のような何らかの自覚症状が見られた場合は速やかに婦人科の医師に相談し、適切な治療を受けるようにしましょう。