自分では滅多に気付かない子宮筋腫、わかりにくい子宮筋腫の初期症状

子宮筋腫は多くの女性に見られる病気です。良性の腫瘍である場合がほとんどであるため、命に関わる病気ではありませんが、子宮筋腫ができたことによって様々な症状が見られるようになります。

しかし、子宮筋腫の初期症状については、自分では筋腫ができていることに気付かないことが特徴です。子宮筋腫の初期段階は筋腫の大きさも小さいですから、検査をして初めて子宮筋腫ができていることに気付く場合が非常に多く見られています。

また、妊娠の発覚と同時期に子宮筋腫が見つかる場合もあります。初期症状がわからないため、こうして婦人科を受診しなければ気付かれない病気が子宮筋腫なのです。

ですが、子宮筋腫の症状が徐々に進行していくことで、体には様々な症状が現れるようになります。初期症状ではあまり気付かない症状ですが、子宮筋腫が大きくなるにつれて体に変化が現れてくることが考えられます。

特に多く見られる変化としては、月経時に経血量が増加することが挙げられます。月経は子宮筋腫と関わりの深いものなので、月経の変化によって子宮筋腫の症状に気付くことができるのです。

子宮筋腫ができると、月経時の経血量が増加する他、月経痛や月経過多の症状が現れる場合もあります。月経過多の場合は月経時にレバーのような血液の塊が出たり、月経の期間が長引くなどの症状が多く見られます。

ただし、月経痛が見られる場合は子宮筋腫だけではなく、子宮内膜症などの他の病気を併発している恐れも考えられますので注意が必要です。

普段から月経痛がひどい場合には特にこうした病気が潜んでいることが考えられますから、早めに検査を受けることをおすすめします。

また、月経過多や経血量の増加に伴った貧血も、子宮筋腫による主な症状の一つです。貧血の症状は健康に大きく影響しますので、少しでも貧血気味である場合は婦人科で診てもらうようにしましょう。

このような症状が、子宮筋腫が少しずつ大きくなってくる過程で徐々に現れるようになります。そして子宮筋腫がさらに大きくなってくると、下腹部を触ったときに筋腫によるしこりを確かめることができます。

筋腫がかなり大きくなると、筋腫ができた子宮によって膀胱が圧迫され頻尿の症状が見られることもありますし、腸も圧迫されて便秘の症状が現れることがあります。

子宮筋腫自体は悪性のものではないのですが、筋腫が大きくなると他の臓器にまで悪影響が及ぶことがありますので、月経の変化などが見られた場合は早めに婦人科の医師に診てもらいましょう。

また、子宮筋腫は不妊の原因の一つとも考えられていますが、その一方で筋腫ができていても問題なく妊娠している方々も多く見られています。

子宮筋腫は人によっても現れる症状が異なることが多いので、少しでも不安がある場合はすぐに婦人科を受診しましょう。


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